公立大学法人大阪市立大学
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第5回大阪オープン・イノベーション・マッチング会に参加

2012年01月16日掲載

研究・産学

大阪市立大学は、2012年2月13日(月)に大阪科学技術センターで開催される、第5回大阪オープン・イノベーション・マッチング会(主催:大阪市、大阪商工会議所、(財)大阪科学技術センター)に参加します。

第5回大阪オープン・イノベーション・マッチング会

開催日 2012年2月13日(月) 13:00~18:30
会場 (財)大阪科学技術センター  8階 大ホール及び中ホール
趣旨 大学が保有する優れた研究シーズをもとに、企業に対して共同研究など産学官連携を呼び掛ける場を設定して、企業とのマッチングが図れる機会を提供することにより、大阪発の新たな製品や新ビジネスの創出を促進する。
主催 大阪市、大阪商工会議所、(財)大阪科学技術センター
申込先  URL http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/12011001/
(財)大阪科学技術センター

本学からの発表内容(2件)

テーマ 高温湿り空気・過熱水蒸気の高度利用のための湿度センサ
発表者 工学研究科 准教授  伊與田 浩志
概要 乾燥装置や食品加工、調理において、処理後の製品品質の安定化、あるいは、加熱機構の解明のためには、被処理物周辺の熱的環境を直接測定し把握する必要がある。本研究は、乾湿球温度計の原理を利用した高温下での水蒸気濃度の測定と制御方法に関するもので、高温空気や水蒸気を熱風として用いる加熱装置の高性能化・高効率化を目的とする。
従来技術との比較及び特徴 200℃を超える高温の過熱水蒸気に対し、湿度を高精度に安定して測定できる。
想定される用途 1.食品加工・調理
2.乾燥
3.水蒸気を利用した加熱・エネルギー輸送等
テーマ ヒートアイランド対策、太陽エネルギー利用、意匠性利用を目的とした多目的・多機能指向性再帰反射材料
発表者 生活科学研究科 准教授  酒井 英樹、    工学研究科 准教授 伊與田 浩志
概要 ヒートアイランド対策として、日射受熱量を減らし、冷房負荷を軽減することができる太陽熱高反射材が注目されている。単なる高反射材は、反射日射による光害や冬場の暖房負荷増などの欠点を有する。本研究の指向性再帰反射材は、球場レンズ型を基本構造として、反射層に特別な反射パターンを付与するもので、従来の欠点を解消し、かつ、熱エネルギー利用を可能とし、さらに、高い意匠性を持つためインテリア・広告等への転用も可能な多機能高反射材である。
従来技術との比較及び特徴 冬季は日射熱を利用できるよう低反射特性を持たせた、指向性のある反射材料技術。
想定される用途 1.建築材料分野
2.太陽エネルギー利用分野
3.意匠デザイン分野