大阪市立大学では、平成24年1月に実施された第24回社会福祉士試験を受験した学生（既卒者2人含む）17人全員が合格しました。また、学校別の合格率も受験者10人以上の大学216校中、全国1位という結果となりました（下表参照）。なお、今回の全国の合格率は26.3％でした。

社会福祉士になるためには、毎年1月に開催される国家試験に合格しなければなりません。近年の合格率が30％弱という難関試験ですが、本学は常にトップクラスの合格率を維持し、過去15年間の合格率は96.6％という高水準となっています。
高い合格率を維持できているのは、本学学生の日頃の努力の成果ですが、その努力をサポートするために、入学時から少人数による指導を行い、学生一人ひとりへの丁寧な学習支援を行っています。とくに受験生となる4回生の1年間においては、学生が主体となって運営する勉強会を開催しています。

社会福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法に規定された国家資格の福祉専門職であり、近年、わが国で大きな課題として認識されている生活保護や介護、児童虐待などの課題を抱えた人たちへの相談援助を行います。

社会福祉士を取得した本学学生の多くは、国や大阪市、大阪府などの行政機関、医療機関、地域の相談機関、社会福祉施設等に就職し、社会福祉の第一線で活躍しています。

第24回社会福祉士試験学校別合格率（合格率順）

福祉系大学等ルート（福祉系大学等）　※受験者10人以上

平成24年3月15日発表

厚生労働省社会・援護局発表資料（上位5校のみ抜粋）

※5位以下の結果につきましては厚生労働省のHPをご参照ください。