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地域防災ワークショップ2012を開催しました【12月8日】

地域防災ワークショップ2012を開催しました【12月8日】

 

大阪市立大学は「いのちを守る都市づくり」をテーマに、全学的な都市防災研究プロジェクトを立ち上げておりますが、12月8日(土)は「地域防災ワークショップ2012~みんなで備える広域複合災害~」として、第1部:住吉大社周辺・防災まち歩き第2部:コミュニティ防災のビジョンを語る第3部:いのちを守るしくみを体験する、の3部構成で、地域住民・小中高校生・行政福祉関係者と大学教員・学生が防災を一緒に考えるワークショップを開催しました。

みんなで備える広域複合災害(資料)

「いのちを守る都市づくり」とは、東日本大震災をうけて大阪市立大学が住民・行政と連携し、専門分野横断型組織で取り組む都市防災研究活動です。この活動は、単に都市における建造物やライフラインなどの防災力を見直すことではなく、そこにいる「人の力」、そこで営まれる「コミュニティの力」を高めて、「いのちを守る力」を育成していこうというものです。

今回のワークショップの第一部では、住吉・住之江の地形・地盤の特徴を、実際に「防災まち歩き」を通じて参加者に“知ってもらう”ことでした。

住んでいても、その歴史や地形や防災面の特徴については、知らないことが多いもの。今回のまち歩きを通して、自分たちが住んでいるまちを見直し、一人一人が防災やコミニティのありかたなどを見直すきっかけになってくれればと、企画された先生方は話されていました。 

また、第2部の我孫子南中学で行われた講演会では、住吉区の吉田区長をお迎えし、これからのコミュニティ防災について、地域の方々や大学教員とで議論を深めました。また、防災にまつわる展示では、タッチディスプレイやiPadを用いて、地域リスク・地域防災の情報をより多角的に情報提供する仕組みを提案しました。参加者からは、こうした取組みを、今後も大学が地域と連携して継続してほしいとの声が寄せられました。

 大阪市立大学都市防災プロジェクト