馬術部に所属している工学部4回生の高橋咲衣（たかはし　めい）さんは、関西学生馬術連盟の今年度の幹事長を女性で初めて務めたとのこと。関西学生馬術連盟は、関西地区の13大学で構成されており、毎年春から秋にかけて試合を行っています。

高橋さんは、「それまでも記録係として試合の運営にはかかわっていましたが、幹事長になってからは各大学の主将や、連盟の理事との調整など慣れないことも多く、最初は謝ってばかりでした。続けるうちに人との出会いが増え、挨拶する機会などもあり、貴重な経験をさせてもらったと思っています。運営を通じて知り合った各大学の友人は、今後の人生の財産になると思います。 馬術部に入ったきっかけは乗馬体験からでしたが、入って実際に触れ合って世話を続けるうちに、愛情をかければそれだけ馬が応えてくれるということがわかりました。生き物の世話をするということで責任感もありますが、馬とコミュニケーションをとれるのが楽しかったです。」と話してくれました。

　4月からは大学院工学研究科に進学予定で、引退後も馬術部のサポートを続けていきたいと、今は審判の資格の取得をめざしているそうです。