JICA「太陽光発電技術」研修員を受け入れます
本学では、平成25年6月24日から8月26日までの約2ヵ月間、JICA(独立行政法人国際協力機構)の研修員受入れを行います。今年度は平成23年からの3カ年の第4期研修プログラム(平成23年~平成25年)の最終年となり、昨年に引き続き、太陽光発電及び利用技術の普及活動への取り組みを支援します。独立電源システム、特にソーラーホームシステムを導入または導入予定の国々である、ナイジェリア、ブルンジ、フィジー、モルディブ、ブータン、スリランカ、ケニア、マラウィ、トンガの9か国から計9名(男性8名、女性1名)の研修生を受入れて集団研修を行います。
この人材交流事業は、本学の国際貢献事業の一環として行うもので、工学研究科の小槻勉(おおづくつとむ)教授が全体のコーディネートと指導を行います。研修期間中は、工学研究科の電気、機械、物理、化学、建築など多分野にわたる9名の教員が講師として参加するだけでなく、大学院生が補助講師として光ダイオードや蓄電池システム等製作の実習指導を行います。このコースの研修員受入は今年度で累計100名となり、研修員の各母国で運用ができるようになることをめざしています。
■研修参加国・地域の社会事情・インフラに即した太陽光発電システムの提供
■現地でメンテナンス可能な部品やシステムの技術指導
なお、外務省の「日墨グローバルパートナーシップ研修計画」の一環として、再生エネルギーをテーマとして来日しているメキシコからの研修員2名も一部プログラムに合流し、支援します。
研修員受入スケジュール
6月24日(月) | 研修生受入れ開始 学長表敬訪問 |
6月25日(火)~7月 19日(金) | 講義(9:30~16:30) ・研修員各国の太陽光発電の現況及び取組みなどを「カントリーレポ ート」として発表 ・太陽光発電(SHS)概論、半導体、電子回路、蓄電池、DC/ACモーター、エネルギーの有効活用などについて講義 |
7月22日(月)・23日(火)・8月2日(金) | 企業研修 |
7月24日(水) | PV Japan 2013 並びに第8回再生可能エネルギー世界展示会 視察 |
7月25日(木)~7月27日(土) | 研修旅行 |
7月22日(月)~8月23日(金) | 実習(9:30~17:00) |
8月26日(月) | 研修報告会 |
平成24年度歓迎会 |
平成24年度研修風景 |