『「新・公立大学」大阪モデル（基本構想）』を策定
大阪における新大学の検討につきましては、昨年4月に知事・市長から、この間の大学統合に関する議論の状況を踏まえ、両大学で主体的に大阪における公立大学のあり方について検討するよう指示があり、両大学で設置する新大学推進会議で検討してきました。
一方、国においては人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるよう、最重点課題として地域活性化の推進が進められています。
また、公立大学につきましても、地域における存在意義を明らかにし今後の役割を議論するため、「公立大学の力を活かした地域活性化研究会」が設置され、昨年12月には「中間とりまとめ」が公表されたところです。
このように、地域活性化の知の拠点としての公立大学の役割の明確化が求められている中で、統合により突出した規模と広い分野を有する新しい都市型の公立大学が、大阪の地域創生に果たす使命やすがたを昨年10月にその基本的な考え方として公表し、今般、その内容に具体的な取組みや統合効果の具体例などについて盛り込み、基本構想として取りまとめました。