宮本憲一 名誉教授が「日本学士院賞」を受賞
平成28年3月14日、日本学士院(にっぽんがくしいん)が学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績におくる「日本学士院賞」の受賞者9名を発表し、本学の宮本憲一 名誉教授が受賞されました。
宮本名誉教授の専攻学科目は環境経済学・財政学で、2014年7月に出版した「戦後日本公害史論」(岩波書店)が戦後日本の公害史を政治経済学の立場から初めて本格的に分析したことが評価され、このたびの受賞となりました。
日本学士院は、学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関として文部科学省に設置されており、学士院による賞は日本の学術賞としては最も権威ある賞です。明治44年(1911年)に創設されてから今回は106回目となります。