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「文学部新入生歓迎キャンプ2016」を開催

 文学研究科・文学部では、平成28年4月16日(土)・17日(日)の日程で、「文学部新入生歓迎キャンプ 2016」を実施しました。この催しは、新入生のみなさんに大学での学びと文学部の魅力を知ってもらうことを目的として開催する公式行事です。新入生たちが互いに知り合うきっかけとなるだけでなく、教員や先輩学生と交流することで、より良い大学生活のスタートが切れるように、多彩な企画が用意されました。キャンプのプログラムは文学部の組織である「教育促進支援機構」の学生たちが教員との意見交換をふまえて発案したもので、学生自身が主体的に学びのプロセスに参画できるように設計されています。今回のキャンプには新入生136名、学生運営スタッフ37名、教員8名が参加しました。

 一日目は、まず午前中に大学でレクリエーションと学び企画を行いました。自己紹介を兼ねたゲームのあと、「〈方法〉について」というタイトルで、高校までとは異なる大学での学びのあり方と学問の方法について小田中研究科長が講演を行いました。その後、引率教員が2つのグループに分かれて、大学の学びをそれぞれの専門分野に引きつけて議論するラウンドテーブルを実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


  昼食後、参加者は4台のバスに分乗し、研修施設「国立淡路青少年交流の家」に向かいました。到着後、レクリエーション企画を行い、夕食後のフリートーク・タイムには、教員、先輩学生、新入生が入り交じり、ざっくばらんな語らいに花を咲かせました。
 二日目は、まず新入生が自分の興味を把握し、それを他の新入生の興味と関連づけるワークショップを行いました。また、ここでは先輩学生が自分の体験にもとづいて大学での学びや大学生活の過ごし方について話し、新入生の質問に答えていました。その後、世界史教室の上野講師が、「大学の学びとその先」というタイトルでご自身の学生時代の体験や卒論指導の実例に即した講演を行いました。最後にレクリエーション企画を行い、記念撮影をして施設を後にしました。

 今回のキャンプでは、熊本地震のため急遽参加を見合わせざるをえない新入生も数名出ましたが、参加者全員、怪我や病気もなく無事に大学に帰着し、閉会式をして解散しました。教育促進支援機構の学生スタッフの奮闘もあり、楽しく充実したキャンプを実施することができました。

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