「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」 キックオフシンポジウムを開催しました
平成28年7月15日(金)学術情報総合センターにおいて「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」キックオフシンポジウムを開催しました。会場には、学内外合わせて約140人が集いました。
高齢化社会が進む中、大阪府においては高齢者人口増加の多い地域であり、健康寿命の延伸・健康増進を図ることは重大な問題となっている中、本学において、大阪市のシンクタンク機能としての役割を果たすべく、総合大学の強みを最大限に生かし、研究領域の垣根を超えた連携強化により、自由な発想を引出、新たな研究・ビジネス領域の創出によるブランド力の強化と新産業創出を推進し、市大の叡智を結集した新たな健康領域を開拓するために、7月1日に「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」事業プロジェクト統括室を立ち上げました。
本シンポジウムは上記事業スタートの第一歩として、ものづくり(医療機器)と健康寿命延伸をテーマとし、荒川哲男 学長のあいさつに続き、基調講演として経済産業省 商務室 情報政策局 ヘルスケア産業課長の江崎禎英様に「医薬品開発の現状と課題 -高齢化社会への対応に向けてー」と題したご講演をいただきました。
あいさつを述べる荒川哲男 学長
基調講演を行う江崎禎英 課長(経済産業省)
基調講演に続き、本学教員3名による研究成果発表も行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
研究成果発表(医学研究科 福本真也 准教授)
「ポーションコントロールツールの提案とその効果」
研究成果発表(医学研究科 大隈智尚 講師)
「ラジオ波凝固療法の局所制御改善の基礎研究」
研究成果発表(生活科学研究科 小島明子 准教授)
「生活習慣病の予防効果を有する機能性食品成分の
スクリーニング法の確立とその応用」
閉会のあいさつを述べる宮野道雄 産学官連携推進本部長