儀賀大己さん(工学研究科2年)が「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」第2回成果報告会 最優秀賞を受賞
平成28年9月3日(土)、東洋大学白山キャンパスにて開催された「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」(以下「トビタテ!」)第2回留学成果報告会において、工学研究科修士2年の儀賀 大己(ぎが たいき)さんが、最優秀賞を受賞しました。
「トビタテ!」は、2014年にスタートした、官民協働で取り組む海外留学支援制度です。単位取得・インターンシップ・ボランティアなど、学生自身が望む留学プランを自ら設計し、審査によって派遣留学生に選ばれると奨学金が支給されます。第2回成果報告会では、大学生136名、高校生10名の合計146名がプレゼンテーションを行いました。
表彰式の様子
左:儀賀 大己さん(本学工学研究科修士課程2年)、
中:樋口 尚也氏(文部科学大臣政務官)
儀賀さんは平成27年5月~平成28年1月の9か月間、トルコのイズミット湾横断橋建設プロジェクトの長期インターンに参加し、エンジニアとして排水管の設計、仕様書作成、品質管理などの現場に携わりました。
トルコ人の同僚に囲まれ、英語によるコミュニケーションの難しさだけでなく、社会人としてのレベルの高さを求められることにも当初は苦労しましたが、「学生ではなく‟エンジニア“としての自覚を持つことで、周りにも認めてもらえ始めた。巨大な橋は、多くの人の小さな仕事が積み重なって作られているということを知り、見えない人への感謝を忘れず、お互いをリスペクトすることを学んだ」という経験を堂々と発表し、見事最優秀賞に輝きました。
今後も国際的技術者として、日本が誇る橋の技術を海外展開したい、と考えているそうです。
建設途中のイズミット湾横断橋(トルコ)
現場での儀賀さん(左)とトルコ人同僚(右)