福州大学法学院(中国)との交流プログラム「震災と法」を実施しました
平成29年3月4日(土)、中国の福州大学法学院の教員と学生が日本を訪れ、「震災と法」をテーマに本学法学部と交流しました。本プログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」に採択されたもので、防災・救援・復旧・復興という震災対策の各段階につき、日中両国のそれぞれが展開する施策にどのような特徴と問題点があり、現時点における科学技術を前提とした場合にそれら問題点を克服するために考えられるヴィジョンを検討することを目的としています。
本学における合同研究会では、日中両国の大規模災害に関する事例報告、中国の災害防止の仕組みや関連する法律制度とその問題点について日本と対比しながらの講義がなされるなど、日中双方の経験を話し合う有意義な機会となりました。その他にも阪神淡路大震災の被災地や「人と防災未来センター」への訪問、大阪府内大手企業の防災への取り組み見学など、1週間にわたり交流プログラムが実施されました。
福州大学について
1958年創立。当大学の法学院と本学法学部は、昨年11月に学術交流協定を締結しました。