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都市防災教育研究センター(CERD)国際シンポジウムを開催

 平成29年8月26日(土)、本学学術情報総合センター1階文化交流室において、都市防災教育研究センター国際シンポジウム「世界のコミュニティ防災教育の取り組み〜カリフォルニア・ネパール・日本」が開催されました。
 CERDの森 一彦所長の開会あいさつの後、Tribhuvan Universityからお招きしたDinesh Pathak先生より“The situation of disaster management and education in Nepal”として、ネパールにおける防災・減災教育の現状について基調講演をいただきました。

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森所長によるあいさつ

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Dinesh Pathak先生による基調講演

 次に、国内でのコミュニティ防災教育について、CERD特別研究員の志垣 智子氏(高齢者住宅研究所)「いのちを守る力ドリルについて」、CERD兼任研究員の佐伯 大輔准教授(文学研究科)「減災のための行動変容モデル」、兵庫県立大学減災復興政策研究科の馬場 美智子准教授「兵庫県立大学における防災教育の取り組み」、岩手県立大学社会福祉学研究科の狩野 徹教授「岩手県における災害時の福祉専門人材の育成について」の4つの話題提供がありました。
 ネパールでの子どもたちへの教育に関する質問や、今後の連携に向けた提案など活発な意見交換の後、副所長の三田村 宗樹教授(理学研究科)より、まとめとあいさつがあり、和やかな雰囲気の中での閉会となりました。
 当初予定していたUCLAのEisenman教授による基調講演は、講演者の急病により中止となったことは残念でしたが、改めて次の機会にお話しいただくこととなっています。
 今回のシンポジウムでは、国際的な防災教育の拡がりと、防災に強い地域づくりに向けたコミュニティ防災教育の重要性を確認することができ、新たな国際連携の体制への第一歩として貴重な機会となりました。

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