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物理学の世界で高校生を魅了!

 2018年10月18日(木)、朝日新聞社主催「プロフェッサー・ビジット」企画で、理学研究科 数物系専攻 丸信人准教授が熊本学園大学付属高等学校にて講演会を行いました。本講演会は高校生に大学で学ぶことの喜びを感じてもらうことを目的に、大学教員が高校に出向いて出前授業を行います。
 丸准教授が行った講演会のテーマは「素粒子物理が解き明かす質量の起源」。理系コースの2年生および他学年の希望者あわせて240名の参加者に向けて、素粒子の質量起源とされる「ヒッグス粒子」を中心に説明しました。専門的な内容ではありましたが、具体例をたくさん取り入れたわかりやすい説明だったため、熱心にメモを取る学生や講演後に個別質問に来てくださった熱心な学生もいました。

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 宇宙の謎は未だ5パーセントしか解明されておらず、まだまだわからないことが多いそうです。今回の講演会で説明された「ヒッグス粒子」についても、存在は約50年前に予言されていましたが、発見されたのは6年前のことです。本講演会を聞いた参加者の中で、将来新粒子を発見する方もいるかもしれません。丸准教授は「この講演を聞いて物理学に興味を抱き、本学で学んでもらえる人がいることを願っています」とコメントしました。

◆本学では、南部陽一郎特別栄誉教授がノーベル物理学賞を受賞して10周年になることを記念し、以下のとおりイベントを企画しています。詳細はリンク先をご覧ください。