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ロボットと働く未来~World Robot Summit 2018

4本指のアームが特徴のロボット  4月から製作準備が始まった
4本指のアームが特徴のロボット
4月から製作準備が始まった

 2018年10月20日、本学工学研究科 田窪 朋仁教授の率いるチーム「OCU-KDEL」がロボットの国際大会「World Robot Summitt 2018」に出場し、健闘しました。

 「World Robot Summitt 2018」は、経済産業省、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催するロボットの国際大会で、「OCU-KDEL」は、競技会の「フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ(FCSC)」に参加しました。この競技は、ロボット技術により従業員の負担を軽減し、 顧客に新たなサービスを提供する未来のコンビニエンスストアを実現することを目的とした、世界初の競技です。

 「OCU-KDEL」は、陳列・廃棄タスクカテゴリーで大企業のロボット開発チームなどと技術を競い合った結果、4位の好成績を収めました。

 チームは本番1週間前から会場の東京ビッグサイトに入り、商品の形状や陳列棚の段の高さに合わせた調整など、プログラムの修正や実験を繰り返し、本番を迎えました。課題は、おにぎりを立てて置く、散らかった商品を並べ直すなど、難易度の高いもの。スタートボタンを押した後は、自動制御で動くロボットをじっと見守ります。惜しくも表彰台は逃しましたが、田窪教授は、「今年の失敗をもとにロボットを改善し、来年のFCSCではさらに高得点を狙いたい」と話していました。

World Robot Summitt
 http://worldrobotsummit.org/

WRS FCSC 2018 競技結果
 https://f-csc.org/wrs-fcsc-2018_results/

Future Convenience Store Challenge Day4 (October 20, 2018)/フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ 4日目(動画)
 https://www.youtube.com/watch?v=mPZaym4Fxuk&feature=youtu.be&t=9605

 

高さの違う陳列棚に商品を並べていく
高さの違う陳列棚に商品を並べていく
東芝と名城大の合同チーム(U.T.T)、 オムロンと中京大・中部大の合同チーム(ROC2)、  日立製作所(Hi-KCCT)チームに続き、  OCU-KDELは4位
東芝と名城大の合同チーム(U.T.T)
オムロンと中京大・中部大の合同チーム(ROC2)
日立製作所(Hi-KCCT)チームに続き、OCU-KDELは4位
「OCU-KDEL」のメンバー   左から、田窪 朋仁教授、 松本 悠さん(工学研究科電子情報系専攻博士前期課程2年)  小林 直矢さん(工学部電気情報工学科4年)、 三宅 英里佳さん(同)  先輩から後輩へ技術を繋いでいく
「OCU-KDEL」のメンバー
左から、田窪 朋仁教授、 松本 悠さん(工学研究科電子情報系専攻博士前期課程2年)
小林 直矢さん(工学部電気情報工学科4年)、 三宅 英里佳さん(同)
先輩から後輩へ技術を繋いでいく