「日韓大学生未来フォーラム」学生交流の3日間
2018年11月2日から3日間にわたり、第3回「日韓大学生未来フォーラム」が行われました。日韓パートナーシップ共同宣言20周年の節目にあたる今年は、政治、経済、文化など多方面にわたり、両国間の対話やコミュニケーションの基盤、制度を最構築していく必要があるとの認識のもと、プログラムが組まれました。
本学からは国際センターの公募に応じ、選抜された4人の学生が交流行事に参加しました。
11月3日の学生討論では、「日韓両国間の対話チャンネルの拡充に向けて」というテーマをめぐり、研究成果発表後、活発な議論が行われました。
当日は、並行して「朝鮮半島の平和と安全のための日韓協力」「国民交流と文化交流」というテーマセッションも行われました。「国を背負う必要はない。自分たちで考えてほしい。」というメッセージを受け、全体討論や相互意見交換の後、本学法学研究科の平 覚教授、金澤 真理教授よりコメントがあり、続いて、京都大学の小倉 紀蔵教授が全体を総括しました。前日に深夜までグループで議論し周到に準備した学生もおり、当日は、未来志向のアイディアが飛び交い、充実した討論になりました。
翌4日には、大阪の祭り、四天王寺ワッソへ。古代から続く東アジアの交流を再現しようと、朝鮮半島からの通信使一行の様子などを模した絢爛なパレードが行われ、学生たちも色鮮やかな衣装をつけて参加しました。
「日韓大学生未来フォーラム」後半のセッションは、11月23日からソウルに場所を移して行われ、前半のセッションに参加した学生たちは訪韓し、引き続き課題をめぐる討論に挑むことになります。