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酵母が日本酒の味を決める!? 大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月の桂」を販売

このたび、大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月の桂」の先行予約を開始します。
 2019年4月の販売に先立ち、1月31日(木)12時より、900本限定で予約購入型クラウドファンディングを実施します。(商品のお届けは4月上旬を予定)
皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

大阪市立大学オリジナル日本酒プロジェクト
https://www.makuake.com/project/ocusakeproject/

(上記のURLは1/31(木)12時よりご覧いただけます。)
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大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月の桂」の特徴

酵母「京の華」が醸しだすバナナのような甘い香りが特徴。
近ごろの吟醸酒とは一味違うオーソドックスな香りとしっかりとした有機酸の味が感じられます。
燗にしても味が崩れることなく、さまざまな温度で楽しむことができます。

大学の研究成果が生かされた「酵母」を使用

 今回、新たに出来上がる大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月の桂」は、酵母研究のプロフェッショナルである京都市産業技術研究所の廣岡 青央 研究主幹と本学理学部の田中 俊雄 教授が、およそ10年前に「美味しい王道の日本酒」を目指して共同開発した酵母「京の華」が使用されています。
 バナナや洋ナシのような華やかな香りを放つ吟醸酒を造るためには、お米を4割以上削り(精米歩合60%以下)、低温でゆっくりと発酵させてお酒を造る必要があります。しかし、吟醸酒の製造環境(5~10℃、高い精白度)は、生育適正温度が25℃前後である酵母にとって非常にストレスがかかる環境です。過度なストレスはお酒に雑味が生まれる原因となります。
 酵母「京の華」は、酵母にやさしい純米酒醸造レベル(低い精白度、高い温度設定)でも酢酸イソアミル(バナナ様の香りがする吟醸酒の香り成分)の高い生産能を発揮するため、雑味が少なく香り豊かな純米吟醸酒を造ることが可能となりました。

京都の老舗蔵元「月の桂」が醸造

190129-96.JPG 延宝3年(1675年)創業。伏見では最も古い歴史を持つ造り酒屋です。本学卒業生の開高健をはじめ、多くの文人や墨客に賛美され「文人の酒」とも呼ばれています。昔ながらの酒造りを頑なに守り続けながら、新しい日本酒の開発にも熱意を注いできました。日本初の発泡性のある「にごり酒」や古酒「琥珀光」の貯蔵熟成は、その中から生まれてきたものです。

学生が販促プロモーションを企画

 文学部「表現・表象文化論演習Ⅱ」(担当:文学部 教授 菅原 真弓)でアートマネジメントを学ぶ学生が中心となり、オリジナル日本酒のプロモーションを企画しています。2018年10月から、日本酒販促のコンセプトについて検討を続け、ラベルやボトルについても「自分たちと同世代の若者たちが手にとりやすいデザイン」を意識しました。
 また、クラウドファンディング限定で販売されるオリジナルのガラス製酒器は、学生たちによるハンドメイドです。(ガラスの加工は本学工作技術センターが協力)

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日本酒のプロモーションを企画した学生たち

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オリジナルのガラス製酒器セット

ボトルのデザインコンセプト

 ラベルは大学のシンボルであるメタセコイアをモチーフにデザインされています。メタセコイアの葉をイラストとして使い、「月の桂」の文字には篆書体を使うことで太古からの長い歴史を表現しています。
 また背景はメタセコイアの和名である曙杉にちなみ曙をイメージしており、私達学生や本学の明るい未来を連想させてくれます。コンセプトは普段なじみのない人でも手にとりやすい日本酒ということで、親しみやすいデザインにしています。

関連イベント

2019年2月21日(木)理学部附属植物園にて植物園市民講座シリーズ:植物と私たちの生活 第11回 伏見の酒 ―清酒酵母「京の華」の開発から見る酒造りの妙―を開催します。詳細はこちら