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医学研究事業がAMEDに採択

 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)による平成31年度「肝炎等克服 緊急対策研究事業」の採択結果が 2019年3月22日にAMED Webサイト上で発表され、公募研究開発課題「肝硬変患者の肝機能改善につながる医療技術の創出を目指した研究」に、本学医学研究科 肝胆膵病態内科学の河田 則文(かわだ のりふみ)教授を研究代表とするテーマが採択されました。

「リコンビナントCytoglobinを用いた脱肝線維化治療薬開発に関する研究」
 
 河田教授らは肝臓の星細胞(ほしさいぼう)に発現するサイトグロビンというタンパク質を約15年前に発見し、このタンパク質の機能解析を継続して行ってきました。近年のマウスモデルやヒト星細胞を用いた研究成果から、サイトグロビンが欠損すると肝臓の炎症や線維化が促進し、がんができやすくなること、反対に、サイトグロビンが過剰発現するとそれらの反応を劇的に改善させることが明らかになってきました。
 このような事実から河田教授らの研究グループはサイトグロビンの発現を調節させることが肝硬変の治療薬開発につながるのではないかと仮説を立て、研究を進めています。今回採択された課題では、サイトグロビンに類似する多種類のリコンビナントタンパクを作製して技術開発を進める予定です。

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代表:医学研究科
教授 河田 則文

【参考】
(AMED)平成31年度 「肝炎等克服緊急対策研究事業」の採択課題について
https://www.amed.go.jp/koubo/01/06/0106C_00010.html 
大阪市立大学医学研究科 肝胆膵病態内科学Webサイト
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/liver/