公立大学法人大阪市立大学
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南海トラフ巨大地震を想定した2次避難計画の図上訓練を実施

この件は下記のメディアで紹介されました。
◆9/2 NHK「おはよう日本」

 大阪市立大学は、平成29年から大阪市の津波対策WGと連携して避難計画等を検討しています。
 南海トラフ巨大地震における津波被害によって、湾岸5区(此花区、港区、大正区、西淀川区、住之江区)のほぼ全域が浸水すると想定されているため、行政区を越えて津波浸水区域外で避難施設を確保することが必要とされており、避難行動計画策定の取り組みを進めています。
 昨年度、大阪市立大学が推計した被害シミュレーション(津波浸水域および2次避難者数)に基づき、各区で策定した避難対策(暫定案)を踏まえ、マップ上に2次避難行動を再現する図上訓練により2次避難行動に伴う課題を検証することとし、8月21日には先行して湾岸5区のうち港区を対象として試行訓練が行われました。
 今回の訓練は住民が小学校へ1次避難した後、大阪城公園に2次避難する想定で行われ、1時間ごとの避難行動がマップ上に再現されました。最適な避難行動を見出すために試行錯誤を重ねながら、研究者、市職員らがディスカッションを繰り広げました。

 今後、9月初旬には湾岸5区全体での図上訓練が予定されています。

図上訓練の様子