2020年9月30日（水）、ハービスホールにおいて「日経ウーマノミクス フォーラム　2020バーチャルシンポジウム―描け！未来予想図―」プレゼンテーションコンテスト決勝大会（主催：日本経済新聞社、協賛：三洋化成工業株式会社、住友電気工業株式会社、東和薬品株式会社）が開催され、生活科学研究科後期博士課程3年（居住環境学講座）の磯見麻衣さんと工学研究科前期博士課程2年（電子情報系専攻）の井筒由紀さんのチームが、学生・大学院生の部で「三洋化成工業 特別賞」を受賞しました。二人はそれぞれの専門分野を融合させて「カラーフィルム」を考案し、商品展開の一案として、色覚異常の方でも色で制限されない暮らしを送ることができる「フィルムを付けた眼鏡」を提案しました。表彰式では、賞の授与の後、審査員（三洋化学工業株式会社）の講評や、チームを代表して井筒さんのコメントが披露されました。

 ＜三洋化学工業株式会社の講評＞
　弊社でも、複数分野のアイデアをよりよい開発につなげていくことに取り組んでいます。今回、物理工学と居住環境学の研究を融合させることで新たな価値が生まれたという点が評価につながりました。素晴らしいアイデアでした。

 ＜井筒さんのコメント＞
　このような賞をいただき、ありがたく思っています。お互いまったく異なる研究分野なので異分野融合を考えましたが、どのように融合できるか試行錯誤の繰り返しでした。そこを評価していただき嬉しく思います。