2020年12月10日（木）「大阪府立大学・大阪市立大学ニューテクフェア2020」が開催されました。
　本フェアは、本学と大阪府立大学・大阪イノベーションハブ(OIH)が主催となり、両大学が有する最新の研究シーズを分かりやすく紹介するとともに、それを契機とした技術相談や共同研究を通じて、産業界への技術移転を一層促進することを目的として毎年開催しています。

　冒頭、両大学副学長より産学官連携活動紹介があり、続いて、大阪府立大学 研究推進機構 特認教授・株式会社日本総合研究所 プリンシパル代表／統括ディレクタの東 博暢 (あずま ひろのぶ)氏より「ウィズコロナ時代の最新トレンドから読み解く未来」と題した基調講演をいただきました。その後、プレゼンテーションに進み、本学からは5名の教員が研究紹介を行いました。

　今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、初のオンライン開催となりましたが、150名を超える申込みがあり多数の聴講を得て無事終了しました。
　本フェアを通じて、産学官連携の新たな可能性を創出していくとともに、地域産業の振興や、経済の活性化に寄与できることを期待しています。

本学のプレゼンテーション

細胞骨格アクチンに作用する薬の働き方のイメージング 理学研究科　助教　藤原 郁子
薬剤耐性を抑制する植物由来成分　 理学研究科　准教授 　藤田 憲一
熱・物質輸送速度の強化による 省エネルギーな化学・食品プロセスの開発　　　 工学研究科　講師　増田 勇人
もったいないをなくそう ～木造建築を永く使うための研究～ 工学研究科　准教授　石山 央樹
立体内視鏡を用いた手術・診断支援システム 工学研究科　講師　吉本 佳世