公立大学法人大阪市立大学
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飯田産業との共同研究部門設立に関するお知らせ

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この研究発表は下記のメディアで紹介されました。
◆6/11 読売新聞(WEB) 

飯田グループホールディングス株式会社から業務委託された株式会社飯田産業(本社 東京都武蔵野市、代表取締役社長 千葉 雄二郎)と大阪市立大学・大阪府立大学は、未来型住宅:ウエルネス・スマートハウスの実現を目指し、『スマートライフサイエンスラボ』を新設、共同研究を開始しました。

共同研究部門は、大阪市立大学 健康科学イノベーションセンター(グランフロント大阪内)に新しく設置。阿倍野キャンパス 医学部内にも共同研究ラボ『スマートライフサイエンスラボ』を開設し、5年間の予定で共同研究を行います。

飯田グループホールディングス株式会社は、年間約46,000戸(※1)の住宅を供給する、分譲住宅日本一(※2)のメーカーです。『単にモノ(ハード)としての住宅を提供するのではなく、住宅を通じて、幸せな暮らしと、“想い” を実現するための空間(コミュニティー)を創造する企業集団になろう』という気持ちを込めて、「より多くの人々が幸せに暮らせる住環境を創造し、豊かな社会作りに貢献する」を経営理念に、住むひとに感謝されるように、真心を込めて、様々なニーズに対応した住宅作りに邁進するとともに、常に変革に挑みながら、社会と共に歩み続けてきました。

また、2022年に開学予定の新大学(設置構想中)では、「スマートシティ」「パブリックヘルス/スマートエイジング」「バイオエンジニアリング」「データマネジメント」の4つの戦略領域を中心に取組を重点化。特に、健康・医学領域では、健康科学、脳科学、先端予防医療学、医療統計学、工学、生活科学や人文社会学などと融合した高度な研究体制を構築していきます。

【ウエルネス・スマートハウスとは】
生活空間で健康データを収集、AIなどで解析することにより未病維持につなげたり、住宅が自立的に適切な健康アドバイスを行うなど、ライフステージやライフスタイルに応じ健康に豊かに暮らすことのできる未来の住空間。血圧や脈拍などの「フィジカル(身体)の健康」だけではなく、ストレスや表情分析により「メンタル(心)の健康」も見える化します。また自治体が持つデータと連携することで「社会の健康」も見える化し、地域全体での病気の予測・予防を加速し、「ウエルネススマートシティ」も目指します。
※1 「’19住宅メーカーの競争力分析」(住宅産業研究所)の2018年度販売実績(分譲戸建住宅、注文住宅、マンションの合計)による
※2 分譲戸建住宅市場におけるシェア(2018年4月1日~2019年3月31日 住宅産業研究所調べ)