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岩手県大槌町から、復興支援ボランティアグループ『なにわすまいるず』に感謝状が贈呈されました

前列左から荒川学長、平田病院長 <br/>後列左から山口先生、高橋主査、花房師長、岸本副主幹
前列左から荒川学長、平田病院長
後列左から山口先生、高橋主査、花房師長、岸本副主幹

 

2021年2月7日(日)、大阪市立大学医学部の教職員と学生で結成された復興支援ボランティアグループ『なにわすまいるず』の支援活動が評価され、岩手県大槌町より感謝状が贈呈されました。新型コロナウイルスの影響もあり、式典の様子は大槌町の会場からライブで配信。荒川 哲男学長はじめ本学の教職員はオンラインでの参加となりました。大槌町からは感謝状の他に記念品として、「虎舞」が贈られました。また感謝状贈呈の前に、第9回「近未来の大槌町再建に向けて羽ばたけ奨学金」の贈呈も行われました。

荒川学長は「これまで人と人の絆の大切さを痛感し、良い関係を保ってこられた。10年の節目でこのような形の支援は一旦終了するが、一期一会の絆は大切にしていきたい。学生の皆さんは、これから元気に明るく笑顔で大槌町を盛り上げていってほしい」と語りました。

平野 公三大槌町長からは「病院の皆さんには震災直後から大槌町で医療支援をしてもらい、多くの町民が心身ともに救われ、復興に向けた歩みを着実に一歩ずつ進むことができた。このご縁がきっかけとなり、大槌町の子どもたちが未来の復興を夢見て、勉学に勤しんでもらえるように奨学金も設立いただき、心から感謝している。奨学金の対象になった皆さんが、この温かな思いやりを今度は別の誰かに伝えることができればと期待している」とのお言葉をいただきました。

その後、推薦者の皆さまなどからの温かい励ましの言葉に続き、奨学生となった中高生からの感想が述べられて式典は終了しました。

式典後には、平野町長はじめ岩手医科大学の鈴木 るり子先生など会場での参加者と、オンラインで参加した荒川学長、医学部附属病院 山口 悦子先生ら本学教職員との交流の時間が設けられ、和やかな雰囲気でお開きとなりました。

オンライン配信には荒川学長、山口先生の他<br/>理学研究科の原口准教授、<br/>医学部附属病院 中央放射線部岸本副主幹も参加
オンライン配信には荒川学長、山口先生の他
理学研究科の原口准教授、
医学部附属病院 中央放射線部岸本副主幹も参加
感謝状
感謝状

 

 

 

 

  

『なにわすまいるず』とは

大阪市立大学では、東日本大震災翌日の2011年3月12日からDMAT隊として医学部附属病院の医師らを派遣し、3月21日からは医療救護班が大槌町などで活動。当時病院副院長だった荒川学長の呼びかけで、2011年3月21日に結成されたのがボランティアグループ『なにわすまいるず』です。大阪市立大学医学部教職員有志や学生が参加し、義援金や物資、奨学金等で大槌町を支援してきました。