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錐体骨の削除をより少なく 摘出困難な頭蓋底脳腫瘍の世界標準となりうる新たな手術到達法を確立

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本研究のポイント

脳腫瘍の中でも摘出が最も難しい腫瘍の一つである大型錐体斜台部髄膜腫に対する外科的治療において、世界標準となりうる手術到達法を確立。
「最小合併経錐体到達法」※図1を用いることで、煩雑な工程を改良。
平均腫瘍切除率95.4%で患者の日常生活活動能力の悪化率はわずか4.3%。

概要

図1.  最小合併経錐体到達法の工程(左→右へ進む)を示した図
図1.  最小合併経錐体到達法の工程(左→右へ進む)を示した図

 
 大阪市立大学医学研究科 脳神経外科学の後藤剛夫(ごとう たけお)教授、森迫拓貴(もりさこ ひろき)講師らのグループは、脳深部に発生する良性脳腫瘍である錐体斜台部髄膜腫(大型病変)に対する外科的治療において、新たな手術法※図1を開発することにより、腫瘍切除率95.4%、手術後の日常生活活動能力の改善率56.6%、維持率39.1%という極めて良好な治療成績を収めることに成功しました。本成果は2021年2月20日に、米国の医学専門学術誌のオンライン版に掲載されました。 

掲載誌情報

【発表雑誌】 Journal of Neurosurgery
【論文名】 Minimal anterior and posterior combined transpetrosal approach for large petroclival meningiomas(大型錐体斜台部髄膜腫に対する最小合併経錐体到達法)
【著者】 Hiroki Morisako, Hiroki Ohata, Bharat Shinde, Atsufumi Nagahama, Yusuke Watanabe, Takeo Goto
【掲載URL】 https://doi.org/10.3171/2020.8.JNS202060