2021年2月23日（火）に、タイのラジャマンガラ工科大学（工・生科の学部間協定校）の学生と本学学生が成果発表会を行いました。
　2018年9月に生活科学部・工学部が共に学部間協定を締結したタイのラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校マスコミニケーション技術学部から、国際交流の一環として特別履修学生を受け入れてきていました。

　今年は新型コロナウイルスの影響で、実際に学生が直接行き来することはできませんでしたが、この度、オンライン上で学術交流会を行いました。
　本学からは工学研究科 伊與田 浩志教授のゼミ生・深河さん（学部4年生）と生活科学研究科 酒井 英樹教授のゼミ生・磯見さん（後期博士課程3年生）が発表を行いました。

＜磯見さん発表テーマ＞
Measurement of wet colors of bricks and gravels by using a
non-contact colorimetric system
（非接触式測色システムを用いたレンガ・砂利の湿潤状態測色）
◆内容…レンガや砂利の乾燥／湿潤状態について非接触式測色システムで測定し、
　　　　乾湿での表面色の違いを明らかにしました。また、白い砂利の計測では
　　　　識別困難さについて説明。

＜深河さん発表テーマ＞
Development of colorimetric and gloss measurement system in a
temperature/humidity control using a digital camera
（デジタルカメラによる温度湿度制御下での色・つや測定システムの開発）
◆内容…温度・湿度（しつど）を変化させることができる非接触式測色システムを
　　　　開発しました。含まれる水分量で色が変化する材料を試料として、
　　　　時間的に変化する色と質量の測定例を紹介。

深河さん
（工学部4年生）

磯見さん
（生活科学研究科 後期博士課程3年生）

工学研究科
伊與田 浩志教授

生活科学研究科
酒井 英樹教授

チャンプラパ　プアンスワン先生

集合写真

　
  また、タイのラジャマンガラ工科大学の学生も発表を行いました。

タイ・ラジャマンガラ工科大学
学生さんの発表①

               タイ・ラジャマンガラ工科大学
                         学生さんの発表②

 　それぞれ発表後は質疑応答も行われ、有意義な時間となりました。