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都市経営研究科 都市行政コース 公開オンラインシンポジウムを開催しました

 2021年6月22日(火)、都市経営研究科 五石 敬路准教授および都市行政コースに所属する大学院生が、教員・院生共同研究プロジェクトに関する公開オンラインシンポジウムを開催しました。
 本学大学院生で大阪府職員である大塚 文彦さんを報告者とし、大学院生11名が三重県名張市の先進施策に関する調査を報告しました。福祉の観点から、『まちづくり組織』『まちの保健室』施策を取り上げ、現状の分析と課題を提言しました。
 シンポジウムには、三重県名張市 亀井 利克市長と慶応義塾大学経済学部 駒村 康平教授も参加し、報告に対するフィードバックおよび意見を述べられました。
 報告をふまえ駒村先生は、全国に先駆けて導入している横断的に市民の相談を受けつける『まちの保健室』取り組みを高く評価し、「今後、相談員の人材育成が重要になる」とコメントしました。亀井市長は、「報告の内容を今後の市政の参考にしたい」とし、現在の名張市の現状や名張市での取り組み、また名張市2000人アンケートの例をとり市民が市政に対し積極的であるなどのお話がありました。大学院生の平岡 豁さんは、治安の観点から名張市の取り組みや市民性について亀井市長らと意見を交わしました。
 今後も、名張市の先進施策に関して、研究チームならびに名張市は相互に協力していくとし、さらに研究を深めていきます。

 動画は下記URLからご視聴ください。
 https://youtu.be/G0Aq8f-Z9oY

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(左上から時計回りに)都市経営研究科 院生 大塚 文彦さん
                              都市経営研究科 五石 敬路准教授
                      三重県名張市 亀井 利克市長
                                  慶応義塾大学経済学部 駒村 康平教授