2021年度 若手研究者奨励賞授賞式・記念講演を行いました
2021年11月29日(月)、田中記念館ホールにて「2021年度大阪市立大学若手研究者奨励賞 南部陽一郎記念若手奨励賞・恒藤恭記念若手奨励賞」の授賞式・記念講演が行われました。
大阪市立大学ふるさと寄附金を財源とした「グローカル人材育成事業」若手研究者奨励賞(南部陽一郎記念若手奨励賞・恒藤恭記念若手奨励賞)は、故 南部 陽一郎先生(本学名誉教授・特別栄誉教授・2008年ノーベル物理学賞受賞者)と本学の礎を築かれた初代学長 故 恒藤 恭先生のお名前を冠した奨励賞として若手研究者の育成と活躍を奨励するため、南部陽一郎記念若手奨励賞は2017年度に、恒藤恭記念若手奨励賞は、2020年度に創設されました。
優れた著書・論文等を公表するなど顕著な研究実績をあげ、今後も更なる活躍が期待される本学の若手研究者を表彰し、副賞として研究費を授与することにより若手研究者の意欲及び本学の研究水準の向上を図ることを目的としています。
今年度は、22名の応募があり、選考の結果5名の若手研究者に対し、荒川学長より表彰状および副賞が授与されました。荒川学長からは「今年度が大阪市立大学として最後の若手研究者奨励賞授賞式となるが、新大学でも一層、研究に励んでほしい。今後ますますの発展を期待している」と祝辞がありました。
授賞式の後、学長、選考委員長、受賞者所属の研究科長と受賞者での記念撮影に引き続き、受賞者による記念講演が行われました。受賞者は、受賞の喜びや謝辞を述べた後、それぞれの研究内容について講演しました。各講演後の質疑応答では学長・副学長のみならず学生からも質問があり、活発な意見交換の時間となりました。
南部陽一郎記念若手奨励賞 受賞者
医学研究科 講師 「空間認識を支える脳情報の流れの解明」 | |
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医学研究科 助教 |
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工学研究科 准教授 「機能性ナノ秩序薄膜の創成と超高速電子ダイナミクスの解明」 |
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理学研究科 准教授 |
恒藤恭記念若手奨励賞 受賞者
文学研究科 准教授 「社会的誘因の自己維持システムとしての文化」 |
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