創立130周年記念事業第1回「市大中之島講座」が盛況のうちに終了
平成22年6月3日(木)、創立130周年記念事業の一環として「市大中之島講座」を大阪市役所の市議会特別委員会室で開催しました。「地方分権と大都市制度」をテーマに、本学法学研究科・法学部教授の阿部教授が講師を務めました。
大都市制度の歴史を振り返りながら、大阪都構想の論点の整理、民意を反映した広域行政のあり方、住民の自治のあり方はどうあるべきかなどを中心にお話しいただきました。
参加した聴講者からは、概ね好評で、代表的な意見としては、「都市制度の問題点がよくわかり、勉強になった」「いままで大都市制度には関心が薄く理解もなかったが、単純に 二重行政だといって一律に廃止すればいいというものでないということがわかった。 今後はこういう問題に対して市民として大いに勉強すべきだと思いました。」等のご意見が寄せられました。
市民参加型の公開講座としては、初めて市議会特別委員会室を使い、市民・市会議員・市職員・学生など約200名の方に参加いただきました。
この創立130周年記念事業の「市大中之島講座」では、今後、大都市が抱える「福祉」や「環境」、「健康」をテーマに残り3回を開催する予定です。内容の詳細は、決まり次第ホームページ等でご案内します。
*創立130周年記念事業の「市大中之島講座」は、本学が大阪市のシンクタンクとしての役割を果たすことで、「都市と市民に貢献する新たな大阪市立大学」を示していくために、大阪市と共催で企画・実施する講座です。
「中之島講座」受講者アンケート結果
項目 | 詳細 |
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開催日 | 2010年06月03日(木) 18:00 - 20:00 |