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理化学研究所、慶應義塾大学SFCと連携・協力協定を締結

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 健康科学イノベーションセンターは、2015年2月16日、理化学研究所(理研)、および慶應義塾大学 SFC と協定を締結しました。

150225-1.jpg 本協定は、理化学研究所(理研)のライフサイエンス技術基盤研究センター、光量子工学研究領域、情報基盤センター、および慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策学部、環境情報学部、大学院政策・メディア研究科と、高齢者の健康増進を図り、自立支援を推進する社会の構築に向けた連携・協力を行うことに合意して結ばれたものです。
 本協定の目的は、先駆的な研究成果に基づく社会実装プログラムの創生と実証・実践により、健康増進・高齢者自立支援社会の構築を推進することにあります。特に健康情報ビッグデータに関する課題を解決するため、相互の人材交流、共同研究、人材育成等の連携・協力等を行います。
 参画する機関はこれまで、疾患の発症を予知するための早期シグナル検出技術の開発やその小型測定装置の開発、一般市民参加型の検診研究、ビッグデータ解析技術の開発、ICT(情報通信技術)基盤の構築等に取り組んできました。
 本協定の締結により、これらの活動をさらに発展させることになります。

【 健康科学イノベーションセンター 渡辺恭良所長のコメント 】
 健康科学に関連する新しい製品やサービスの創出には、企業・行政・研究者、そして特に消費者が力を合わせて取り組む必要があります。大阪市立大学では、消費者・一般市民参加型の健康科学研究拠点を約250万人が毎日乗り降りする大阪駅前のグランフロント大阪に設け、健康を増進し未病状態に陥らないための疲労回復法や過労予防法等の開発を産官学連携で行っています。今回の理化学研究所、慶應義塾大学SFCとの連携・協力により、ヘルスケアのフィールド研究の推進や高齢者の自立支援プログラムへの応用を進め、社会全体の健康増進の実現を目指します。 

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