公立大学法人大阪市立大学
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健康経営®サポートプログラム「からだアップ」を立ち上げました

 医学部附属病院栄養部の塚田定信(つかだ さだのぶ)保健主幹らは、株式会社グローカル・アイ、ポシブル医科学株式会社、サイボウズ株式会社と共働して栄養バランスの取れたお弁当を職場に届けることで「食のバランス管理と心身機能の向上」をめざし、社員の健康を支え、中小企業の皆様の発展に寄与することを目的とした健康経営®サポートプログラム「からだアップ」を立ち上げました。

概要

 本学医学部附属病院が考案して特許を取得している「1:1:1お弁当箱」を原案に、本院と株式会社グローカル・アイが共同研究し「からだアップ弁当」を作り、配食サービスとして栄養バランス弁当の提供を行う他、食事管理記録を通じて管理栄養士が栄養指導、産業医メルマガの発信等、全体のバランスチェックを行います。また、ポシブル医学株式会社から健康増進ニュースや作業関連疾患の予防に関する医学情報の提供、作業関連疾患のチェック、ABCDグレーディングなどによる予防プログラム(ポシブルヘルスケアプログラム)の提供を受けることができます。これらの一連の事業をサイボウズ株式会社のクラウドシステム(kintone)を活用してサービスを提供することで、社員一人ひとりと企業の活性化をサポートします。

期待される効果

 人の心と体は「食」からできています。しかし現代人は忙しい中、外食に偏りがちになり、塩分過多であったり、栄養のバランスを崩していたりすることが多くなっていますが、栄養士が監修するバランスの良い弁当を食べることで、「食」の栄養・量・味覚等の基準を身に着けていただき、日々の「食の軸」を形成していただくことを期待しています。

1:1:1お弁当箱とは

 主食(ごはん)・主菜(たんぱく質・脂質)・副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)の容積比率を1:1:1に詰めることで栄養のバランスを最適に保てるよう、計量した弁当箱の重量に基づいて該弁当箱に詰められている弁当のカロリー量を算出し、算出した弁当のカロリー量を判断し表示することにより、摂取カロリー量を正確に確認することができる「弁当用カロリー量測定システム」及び該システムで用いる「弁当用カロリー量測定器」。

発 明 者 大阪市立大学医学部附属病院先端予防医療部 准教授/MedCity21所長 福本 真也
大阪市立大学理事長兼学長 西澤 良記  他
特許出願公開番号 特開2008-304221