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阪神・淡路大震災22年目を迎えて

阪神大震災から22年。災害から学び実行する    


 阪神・淡路大震災発生から22年目を迎えることとなりました。それ以後も、東日本大震災、熊本地震、広島土砂災害など日本各所で想定を超える災害が頻発しています。さまざまな災害から学び、災害に強い地域やコミュニティを作ることは、今でも重要な課題です。大阪市立大学都市防災教育研究センター(CERD)では、災害や防災・減災の調査研究を行うとともに、GISやARなどの最新の情報技術を生かしたコミュニティ防災教育活動に取り組んでいます。いざという時に地域の皆様とともに災害に立ち向かうために、今後より一層連携を深めてまいります。

大阪市立大学 都市防災教育研究センター所長 森一彦


 1995年1月17日兵庫県南部地震が発生したとき、大阪市内に住んでいた私は、強い揺れを感じ、飛び起きたことを思い出します。大阪は幸いにも停電にもならず、テレビから伝えられる神戸の重大な被害状況をまず知ることとなりました。その後、大学や学会の調査団に加わり、数日後に海上経由で、被災した神戸の街に災害調査に入りました。立ち込める土埃の匂いのなか倒壊したビルや木造家屋、液状化で傾いた護岸など被害状況を目の当たりにしました。
 阪神間をはじめ近畿には活断層が多く存在し、いつ地震が起こってもおかしくないことは、一般講演などを通じて研究者から市民に伝えることはなされていましたが、それが充分に理解されず、ほとんどの住民は「神戸は地震のない場所」と思われていました。阪神大震災を通じて、私の研究のスタンスもかなり影響を受けましたし、災害に関わる科学コミュニケーションの重要性と、災害に関わる事項をどのようにうまく伝え、理解してもらい、地域の防災力向上に生かしてもらうかを考えるきっかけともなりました。
 大阪市立大学の都市防災教育研究センターの活動を通じて、この経験を踏まえながら、みなさんとともに、よりよく防災力向上を目指すための活動を続けたいと考えております。

大阪市立大学 都市防災教育研究センター副所長 三田村宗樹


都市防災教育研究センター(CERD)
 ⇒ http://www.cerd.osaka-cu.ac.jp