公立大学法人大阪市立大学
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新たな共同研究プロジェクトを目指して

 2018年7月5日(木)、阿倍野キャンパス医学部学舎4階において、「第5回 杉本・阿倍野ライフサイエンス談話会」が開催され、多くの本学の教職員・研究者が参加しました。

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(左)櫻木弘之副学長
(右)河田則文 産学官連携推進委員会委員長

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(左)大畑建治 医学研究科長
(右)池田一雄 医学研究科教授

 このセミナーは杉本地区と阿倍野地区の教員の連携を深め叡智を結集し、本学発の新たな共同プロジェクトの創出を目指して企画されたものです。河田則文 医学研究科 産学官連携推進委員会委員長による司会進行のもと、櫻木弘之副学長、大畑建治 医学研究科長のあいさつに続いて始まった談話会は、3人の研究者から発表が行われました。各発表者に対して多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われた後、池田一雄 医学研究科教授による閉会のあいさつにて幕を閉じました。

研究発表

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「放線菌からまなんだ抗アレルギー剤の創薬シリーズ」
 理学研究科 臼杵 克之助 准教授

 杉本キャンパスで採取された土壌中の細菌が産生する物質をモチーフとする、アレルギー疾患克服に貢献する創薬を目指した合成化学的アプローチについてご紹介。

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「線虫やヒト培養細胞を用いた抗老化およびプロバイオティクス研究」
 生活科学研究科 中台 枝里子 准教授

 線虫やヒト培養細胞を用いて、食品や医薬品をベースとして抗老化作用を発揮する化合物を探索する研究や、新しいプロバイオティクスに関する研究についてご紹介。

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「肥満による肝がん促進機構~腸内細菌による肝がん微小環境の変化~」
 
医学研究科 大谷 直子 教授

  肥満は肝臓がんの危険因子となります。肥満で増加する腸内細菌の代謝物と細菌の構成成分が、肝臓がんの進展を促す機構を見出したことを報告。