交換留学レポート8月号(ドイツ ハンブルク大学)
文学部3回生 野井友理子
ハンブルク大学
ハンブルク市庁舎
サマースクールの遠足にて
(Lübeck街並み)
ハンブルクでは少し涼しい夏が続いています。7月前半は気温も高く、蒸し暑ささえ感じる日もあったのですが、後半になってからは雨の日が多く、気温も20℃程度で上着の欠かせない日が続いています。そんな夏のハンブルクですが、大学での授業も7月中頃で終了し、夏休みがやってきました。そこで今回は、夏休みのハンブルク大学で行われているサマースクールについてレポートしてみようと思います。
サマースクールというのは、ハンブルク大学のアジア・アフリカ研究所(AAI)が主催している1カ月の短期語学コースのことで、毎年日本各地の大学から多くの人が参加しています。授業は、月曜日から金曜日まで習熟度別にいくつかのグループに分けて行われ、ドイツ人の先生によって行われる授業、日本人の先生による補講、さらにドイツ人学生のチューターとのチュートリウムの時間があります。チュートリウムの時間には、その日授業で習ったことの復習をしたり宿題を一緒にやったり、みんなでドイツ語を使ってゲームをしたりします。土曜日にはチューターたちとハンブルク市内を観光したり、近郊の街への遠足も計画されています。
ハンブルク大学のサマースクールの特徴はやはり、チューター制であるというころだと思います。大抵、日本人2人につき1人のドイツ人学生がチューターとしてついてくれるのですが、チューターとは年も近いのでとても仲良くなれます。授業後に一緒にケーキやドイツ料理を食べに出かけたり、皆で遊園地に行こうなどと何かを企画してくれることもあります。また、サマースクールには日本人だけではなく台湾人や韓国人の学生も多く参加しているので、いろいろな国に友達ができるかもしれません。実は私は去年、このサマースクールに参加したのですが、その時できた友人たちと今年の4月にハンブルクに来た時再会できてとても嬉しかったです。
ドイツ語を実際にドイツで学ぶというのはとても貴重な体験だと思います。みなさんもぜひ、ハンブルクで夏休みの1カ月間を過ごしてみてはいかがですか?