公立大学法人大阪市立大学
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教育・学生生活

2012年度語学研修レポート(英国 オックスフォード大学ハートフォードカレッジ)

商学部2回生 足立 篤基

 今回の留学では様々なものが変わりました。行く前には、留学に備えてと思い半年間英会話スクールに通いました。せっかく留学に行くのだからある程度会話ができなければ得ることが限られると考えたからです。また、同時期にバイトをもう一つ増やしました。留学の費用そのものは両親が出してくれましたが、それ以外の諸費用はすべて自身で出すと決めていたからです。このころまではほどほどに学校で勉強して、ほどほどにバイトをするという生活をずっと繰り返してきていましたが、一つ目標が定まることによって基本的な生活のサイクルから態度までが変わりました。

 また日本に帰ってきてからは、学内でも英語の授業を今までよりも二つ余分にとり、TOEICの試験に備えようと考えています。学習意欲が飛躍的に向上したかどうかはまだ実感も何もありませんが、オックスフォードに行って受けてきたたくさんの刺激を忘れないようにという思いだけが先走っているような状態です。向こうには日本に留学経験のある学生がRAとしてつきっきりで面倒をみてくれたことが一番大きな刺激になりました。日本語を流暢に話せることもそうですが、外国に行くだけでなく、日本にきている留学生と会話することで十分学ぶことができると改めて気づかされました。ホームステイを受け入れることは現実問題として難しいですが、留学生ともできる限り会話する機会をこれから持ちたいと思います。次に留学に行けるかどうか経済的にも時間的にも難しい今これが最良だと考えています。

 向こうでの学習内容は日本で行ったことのないものばかりでした。都市計画もフィールドワークが前提にあり、とても興味深く、またこちらがやりたいことがなんでも許容されるようなフレキシブルなものだったことがとてもやりがいを刺激されました。

 最終プレゼンテーションについてはTOTOについて発表しました。内容はウォシュレットを中心に快適性や利便性、衛生面についてパワーポイントを用いて発表しました。プレゼンは初めての経験で緊張しましたが、語学の時に注意された内容を思い出しながら、比較的論理的かつ平易に伝えられたと思います。プレゼンの力に関してまず日本語で十分こなせるようになりたいと思いました。

 オープンアクセスやインパクトファクターについての講演を聴きエッセイを書き提出しました。内容が難しかっただけに構成を練ることも大変でした。エッセイの内容は基本的に講演の内容とそれに対する利点や改善点などの自分なりの考えをまとめて書きました。

足立君写真.jpg

(サッカースタジアム)