魅力ある教育研究施設の充実を目指して~キャンパス整備事業の紹介~
創立131年の伝統を誇る大阪市立大学には、昭和9年に建てられ国の登録有形文化財にも指定されている1号館をはじめ、歴史ある建築物が多く残されています。 このような伝統と歴史を背景としながらも、21世紀の社会を大阪からリードする大学として、将来を見据えた魅力あるキャンパスの整備事業に取り組んでいます。 ここに、そのいくつかをご紹介します。
新理系学舎(平成27年春完成予定)
教育・研究環境の充実と、複合先端研究機構を中心とした都市における環境・エネルギー問題への取り組み強化を目的に、平成22年度より理学部学舎の新築や改築、耐震補強といった工事を進めています。現在は理学部新棟1期(地上7階建、延べ面積約7000㎡)を建設中で、平成24年夏に完成予定です。工事全体の完了は平成26年度末になる見込みです。
完成予定図
外観
左:エントランスホール 右: リフレッシュコーナー
研究者・学生が憩う、明るく快適な交流空間です。
南部ストリート(仮称)(平成24年夏完成予定)
(イメージ図)
本学の最寄り駅であるJR杉本町駅に、来年夏、新しく東改札口が開設します。これにより、通学の際に踏切を渡る必要がなくなり、通学の便は格段に向上します。この東改札口の設置に合わせ、生活科学部学舎の北側に改札とキャンパスをつなぐ通路を整備します。通路は、2008年ノーベル物理学賞を受賞された本学特別栄誉教授の南部陽一郎氏の功績を称え「南部ストリート(仮称)」と命名される予定です。
南部ストリート(仮称)の概要
(参考)南部陽一郎博士 特別栄誉教授称号贈呈式の様子(平成23年6月20日)
学生サポートセンター(平成23年10月にオープンしました)
昭和初期に建設された図書館をリニューアルし、平成23年10月にオープンしました。学生サポートセンターでは、これまで各学部に分散していた機能を集約し、学生生活にかかわる各種相談・手続きをワンストップで行うことができます。
外観
左:1階カウンター 右:ロビー